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「え……と」 静まりかえったその場で、ルイズは召喚してしまった手前、その使い魔に近寄った。 あまり近づきたくはなかった。 女性なら本能的に距離をおく存在がそこにはいたからだ。 「おおっ!? なんだここは!」 「こ、ここはトリステイン魔法学院よ。それからあなたは私の使い魔なの」 その男は半裸に下半身は黒タイツというエキセントリック極まりない格好をしていた。 歳はコルベールに近いといっていい。頭も寂しくなりかけているのがうかがえる。 お世辞にもナイスミドルとはいいがたい。 平民らしいけれど……というか貴族にはまずみえないし、かといって平民とよんでいいものか。 かけるべき言葉のみつからないルイズをきょとんと見つめていた半裸の平民は、次の瞬間何を思ったか突然その場にひっくり返った。 「おぅおああぁあああああああああーーーーーっ!!?」 辺りに響き渡る叫び声。 雄叫びか奇声か判別のつかない叫び。 「ぬおぅああぁああああ!」 どったんばったんとのたうつように動き回ると、最後に見事な三点倒立を決める。 一同、いったい目の前の男が何をしているのかまったく理解できない。半ばその破天荒な動きに唖然としてしまっている。 「あははは!」 ことの成り行きを見守っていた者の中でキュルケのみがその様子に思わず笑ってしまう。 と、その笑い声に反応したのか、男はその年齢からは想像のつかない俊敏さ(某害虫を連想させるマイナスな俊敏さ)で彼女のところへ走り寄ると、今度は彼女をその場にひきずり倒した。 「えっ!? ちょっと何……」 「テレビじゃ放送できないこと全部やってやるよ!」 トリステイン魔法学院の人間には意味不明の言葉を叫びながら、悲鳴を上げる彼女の脚をつかむと、そのままジャイアントスイングをはじめる。 彼女のスカートが遠心力でめくれ、その色っぽい下着が丸見えなのはおかまいなしだ。 「1クールのレギュラーより1回の伝説ーーーーっ!」 「いやああああああああ!!?」 周囲がパニック状態になる中、一人の少女が回転させられている親友のもとへ歩いていく。 水色の髪と、無表情が印象的な小柄な少女。タバサだった。 「ダメ」 抑揚のない声で男に話しかけると、キュルケが放り投げられる。 振り返った男は、今度はタバサを凝視した。 無表情な少女と半裸黒タイツの男。 奇妙な沈黙がその場を支配する。 「お……」 男が小刻みにふるえながら何か言おうとしている。 「お前なんで笑ってないんだよ!?」 タバサは珍しく目を丸くした。 この使い魔の興味はどうやら自分の顔らしい。 笑っていないと何か不都合でもあるのだろうか。 タバサは首をかしげる。 「おぅし! 笑えない人を笑わすなら警察に捕まってもいい!」 男はタバサの前でそう何かを覚悟すると、次の瞬間その黒タイツに手をかけた。 「伝説つくってやるよっ!!」 「っ!!!!??」 タバサが硬直し、他の者は全員絶叫する。 「高ーく買いますアラジンですぅ! マンダイ書店でこれなんぼ!?」 男はトランス状態のように意味不明の歌をうたいながら下半身丸出しで女子を追いかけ始めた。 泣き叫び、蜘蛛の子を散らすように逃げまどう学院生たち。 放心状態でその様子を見つめるルイズ。 強力な魔法を使っているわけでも腕力が特別にあるわけでもないのに、学院はたった一人の平民に阿鼻叫喚の地獄絵図に変わっていた。 「取り押さえろぉ!!」 ようやく我に返ったコルベールが数人の男子生徒とルイズの召喚した使い魔を取り押さえにかかる。 今度は男が逃げる方になり、窓際に追い詰められる。 しかし往生際悪く抵抗を続ける男。 「何だここは! トルコかっ!?」 暴れながら男が叫ぶ。 「君はいったいなんなんだ!?」 コルベールが思わず訪ねる。 男は答えた。 「江頭2:50ですっ!」 (終) (注)エガちゃんは以前、企画でトルコに行ったとき、笑いをとろうと全裸になったところ、それを見た群衆が暴徒化し、危うく殺されそうになった経験がある。 -ルイズが「江頭2:50」を召喚
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グレイシア No.471 タイプ:こおり 特性:ゆきがくれ:あられのとき回避率があがる(命中率に×0.8) 入手可能ソフト:コロシアム/FR/LG/XD/ダイヤモンド/パール/プラチナ(グレイシアへの進化はダイパ、プラチナのみ) HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 65 60 110 130 95 65 ばつぐん(4倍) --- ばつぐん(2倍) ほのお/かくとう/いわ/はがね いまひとつ(1/2) こおり いまひとつ(1/4) --- こうかなし --- グレイシアグレイシアについて 相棒候補 型考察リオン型 著者:朝倉 汎用特殊型 著者:朝倉 候補技物理技 特殊技 補助技 その他グレイシアについてダブルバトルでのグレイシア イーブイズパーティでのグレイシア グレイシアを使う グレイシアと戦う グレイシアについて ダイパ時代に到来し、イーブイの新しい進化系が発見された。 それがこのグレイシアである。 初代で氷の石なるアイテムがあればきっとデザインもまた違っていたんだろうね。 はっきりいうが、かなり気品が良い印象がある。嫁にしたい。 お嬢様っぽい容姿とあの特攻から繰り出される強烈な吹雪の威力のギャップもまた素敵。 純氷タイプでは特攻130は第一位の数値となる。 が、イーブイズという宿命の元なのかサブウェポンには恵まれず単体では非常に使い辛い。 主にユキノオーとセットで組まれやすい霰パーティのアタッカーとして活躍してくれる。 単独で使う場合はスカーフを巻いた方が使いやすいだろう。 リアポケでもイーブイズ使いが多数存在する。 その中でもブイズ内での役割や技構成も通常のパーティに組み込む場合と比べるとやや変則的な技構成になったりするようです。 相棒候補 ユキノオーとセットと考えると非常に弱点を突かれやすい。 ハッサム、ゴウカザル、バンギラスといった属性のポケモンは要注意。 霰パーティの受けとして多用されるボーマンダやヤドラン等の受けポケモンを相棒においておこう。 霰トリパはちょっとキツいが、結構いい仕事をしたりする。 お試しあれ。 型考察 リオン型 著者:朝倉 性格:控えめ 確定技:守る/願い事/冷凍ビームor吹雪 選択技:シャドーボール/めざめるパワー地面or炎/水の波動 持ち物:命の珠or食べ残し 努力値:特攻252、HP252、素早さ6 名前の由来は気にしないでください。 主に著者がグレイシアパートナー時代に使っていたグレイシアの型である。 ユキノオーと組み合わせることで吹雪を必中とし雪がくれのクオリティに賭けながら、 際どいタイミングで願い事の受けを回そうという一見無謀で強欲な型である。 ただ使ってみると願い事の使い勝手が良い。 グレイシアの雪隠れクオリティは、アニポケのサトシの「ピカチュウ、かわせ!」に匹敵すると思う。 というのも飛んでくる技の大半がストーンエッジだったり、大文字だったりするものだから。 持ち物は火力増強に命の珠か、体力の足しに食べ残しかは好みで決めて良い。 意外と矛盾する両極端な道具なのに使いやすかったりするんです。 汎用特殊型 著者:朝倉 性格:控えめ 確定技:冷凍ビーム/めざめるパワー炎/氷の礫 選択技:欠伸/嘘泣き/シャドーボール 持ち物:オボンのみorヨプのみor達人の帯 努力値:特攻252、HP252、素早さ6 やや基本に忠実なタイプのグレイシア。 素早さ調整を設ける場合は、6振りメタグロス抜き等が考えられる。 弱点を突かれる要素としてやや格闘の被弾の割合が高め。 カイリキーの爆裂パンチは基本受けたくないので相手にはしたくない。 思い切って素早さは252振りにしても面白いと思う。 霰パで使う場合は勿論冷凍ビームを吹雪にしてしまって問題ない。 候補技 物理技 氷の礫……氷・威力40(60)。持ってると便利な先制技。 アクアテール……水・威力90。炎対策だが波乗りが欲しかった。 特殊技 冷凍ビーム……氷・威力95(142)。主力技。凍結1割。 吹雪……氷・威力120(180)。主力技。ユキノオーとセットで使おう。 水の波動……水・威力60。対炎技。混乱は嬉しいが威力が低い。 シャドーボール……霊・威力80。対ゴースト・エスパー技。キリンリキにうっかりやらないように(実体験)。 シグナルビーム……虫・威力75。対悪技だが相手がかなり限定される。混乱は嬉しい。 めざめるパワー地面……地・威力70。対鋼・炎技。 めざめるパワー炎……炎・威力70。対鋼技。 めざめるパワー電気……電・威力70。対水技。 補助技 甘える……2段階攻撃をダウン。 願い事……回復技。守るとセットに。 ミラーコート……特殊技を2倍返しに。50over技。 バリアー……防御を2段階上げる。50over技。 霰……ユキノオーと組ませない時に。特性を生かせる。 欠伸……牽制技。使い時は難しい。 嘘泣き……特防2段階ダウン。氷技がより強烈に。ハピ対策? 守る……霰パでは割と使用頻度高。 影分身……読んで積めるとかなり相手にプレッシャーを掛けられるが、少々運ゲ気味に。 その他グレイシアについて ダブルバトルでのグレイシア シングルと共通して言える点は、霰パーティでの使い勝手が半端なく凄まじいこと。 ダブル初心者の著者が言うのもあれだが、ユキノオーとセットで先発で繰り出した場合のグレイシアは神ががっている。 守る持ちや襷持ちやらこの指とまれやらダブルでは相方を守るべく妨害技を多用するポケモンが多い。 その中で一際目立ち始めるのがこのグレイシア。 威力が低下するとはいえ、特攻130から繰り出される必中吹雪が同時2体にヒットするのだ。 相性が等倍以下ならば相手は防戦一方になるはず。 ダブルでのグレイシアの持ち物は、火力分散低下のお口直しに命の珠辺りを推奨する。 勿論、流星群やら大文字が多用されるダブルでのグレイシアの回避率も目を見張るものがある。 ねっぷう?なにそれおいしいの? イーブイズパーティでのグレイシア 鈍足なので、たまにそれが足を引っ張ることも。 また、特性が発動する条件が限定されてるのでほぼ特性なしと割り切ったほうが良さげ。自分で撒くならまだしも。 グレイシアを使う とにかく、グレイシアを信じること。 タイプの相性なんか諸共せず苦手なポケモンに果敢に立ち向かっていくグレイシアを信頼してあげよう。 グレイシアの個性は、雪隠れクオリティと氷タイプ最強の特殊アタッカーという点である。 それでも自ら望んで苦手タイプにぶつけてしまってはいけない。 グレイシアが特殊アタッカーとしての役割を遂行をする状況下を作り出してあげるのもトレーナーの大事な仕事だ。 君の愛に、グレイシアはちゃんと応えてくれるはずだ。 ……♀で高個体値だったら愛でよう。 グレイシアと戦う 何だかんだで弱点を突くのは容易。 カイリキー、バンギラス、バクフーン、ゴウカザルえとせとらetc ただ繰り出される吹雪は強烈なので、ハピナスや厚い脂肪カビゴンといった受けポケモンで立ち回れるだろう。 その他霰パ同士でぶつかり合うとどうしても消耗戦になりがちである。 特に無限トドゼルガは絶対零度等を持っている可能性が高いためメタる際には有効だったりする。 以外と脆いけど、HPに振っている可能性が結構ある(臆病スカーフ型は別)ので、下手すると反撃を食らうこと多し。 トリックルーム中だと非常に厄介だったりする。 なかなかの素早さと火力、加えてほんのりと耐久性も高いので危険。
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鉄の板 難易度:☆☆ 怖い度:☆ 本文 散歩をしていると、「キャー!」という女性の悲鳴が聞こえた。 驚いて行ってみると道路で女性が、 縦2m・横2m・暑さ50cm程の鉄板らしき物の前に座りこんでいた。 女性は、驚いたのか話せない。 作業服を着た人が話をしてくれた。 ビルの工事をしている時に落としてしまったらしい。 怪我人はなく、女性は驚いて腰が抜けただけ。 赤いタイルの上に真っ黒の鉄板とは不気味。 散歩も飽き、もう一度その場所に寄ってみた。 先ほどの女性がいた。声をかけてみた。女性は 「驚きました。悲鳴を聞いたときはビックリしました」 と返した。 ヒント そこにいた女性は悲鳴の主ではない。 悲鳴の主は一体どこに? 解説 一般論 鉄板の下敷きになって死んだ女性がいる。 巨大な鉄の塊に押しつぶされ悲鳴の主はそのまま死んでしまった。 流れた血も赤いタイルで目立たなかったため、誰にも気がついてもらえない。
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ゲームプレイガイド ゲームを始める ゲームを起動する メインメニュー内のPLAY NOW をクリック サーバーリストで部屋を選ぶか自分で部屋を作る(②リスト更新、④メインメニューに戻る) (部屋選ぶ)部屋を選び③JOIN SEVERをクリックして始める (部屋を作る)①CREATE SEVERをクリックして部屋を自分で作って始める 部屋作成ガイド 基本的な部屋を作成する ①部屋名を入力する ④のサーバーを選択する Asia, USA, Europe の3つのサーバーがあります。 ③のプレイヤー数の上限を決める(最大20人) ②のゲームモードを選択する TDM (チームデスマッチ):キル数を競うゲームモードです。最終的にキル数が多いチームが勝利になります。NUKE MODE を設定することができ、 NUKE MODE が有の部屋では、試合中に核攻撃のサイレンが鳴るので、サイレンがなったら Armory Spot に退避しなければ核攻撃で殺されます。 NUKE MODE は⑦のチェックボックスにチェックを入れることで設定できます。 Elimination (エリミネーション):このゲームモードは相手を全滅させることが勝利条件です。時間切れの場合は引き分け、もしくは脱落者の少ないチームが勝利です。 ⑤のマップを選択する 画面右下の CREAT SEVER をクリックして、基本的な部屋の作成は完了です プライベート部屋の作成 基本的な部屋を作成するの1~5の作業を完了する ⑥のチェックボックスにチェックを入れる ⑧のパスワードを決めて四角い空欄に入力する これでプライベート部屋の作成は完了です
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グレイス・オコナー 『マクロスF』の登場人物であり、ある意味ラスボス的存在。 シェリル・ノームのマネージャーで物腰が柔らかい女性だが、怒らせるとプライドの高いシェリルですら逆らえない。 外見こそ生身だが、全身が機械でできており、常識外れの能力を持つ。 シェリルがV型感染症で体調を崩してからは、ランカ・リーのマネージャーになる。 その素性は第117大規模調査船団でランシェ・メイ、マオ・ノームと共にV型感染症とバジュラを研究していた研究者。 マクロス・ギャラクシーでは幼いシェリル・ノームをV型ウィルスに感染させ、 マクロス・フロンティアではフロンティア大統領府首席補佐官のレオン・三島と結託して バジュラのフォールド通信ネットワークを手に入れることで、全銀河の支配を目論む。 物語後半ではブレラ・スターンとランカ・リーを洗脳して、バジュラのフォールド通信ネットワークを解明するというとんでもない悪女。 ここまでドス黒い悪役はマクロスシリーズじゃ初めてではなかろうか。 (そのためか劇場版ではブレラ同様自意識を操られた末端の兵士で、最後の方で洗脳が解けてシェリルを助けるというキャラに変更されており、そのあまりのギャップから「TV版と劇場版で一番扱いが変わったキャラ」と言われるほど。) 最終的に女王バジュラを乗っ取る事に成功するが、バジュラと通じ合えるようになったマクロス・フロンティア船団にその野望を阻止され、 洗脳が解けたブレラと共闘した早乙女アルトのメサイヤバルキリーによって、スナイパーライフルで狙撃される。 なお小説版では、グレイスはアルトのバルキリーに撃ち抜かれたが、本体がギャラクシー船団のメインランドにありいまだに生きている事が明かされている。 中の人は『マクロスデジタルミッション VF-X』のリアトリス。 本作では唯一、顔グラ有りキャラクターの中ではパイロット用と思われるセリフが収録されているにも関わらずパイロットとしてもサポートキャラとしても使用不可能。
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グレイヴについて 分類 長柄(鉾) 地域 ヨーロッパ 全長 200~250cm 重量 2.0~2.5kg 語源は「グラディウス」。グラディウスを棒の先につけた説と 農耕器具である大鎌が説と2種類の原型の説がある。 軍隊普及した武器にはなったものの16世紀ごろには廃れていったが 儀式用の武器として装飾が施されパレードなどで使用された。
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冬木市で若い女性が通り魔に襲われる事件が多発するようになった。 猟奇かつ残虐性に満たされたソレは、誰かが自然と「まるで切り裂きジャックだ」と噂する。 まあ、実在の切り裂きジャックを差して語っちゃいないだろう。 例えに過ぎない。 19世紀、霧の町・ロンドンを恐怖の渦に飲み込んだ殺人鬼は、年齢的に死亡したに違いない。 尤も――それが人であれば、の話。 かの殺人鬼は現代もなお正体が明らかではないが、既に過去の話。過去の伝説。 現代を生きる人々には関係ない。 何より、ここは日本の冬木市である。切り裂きジャックとは無縁な土地だ。 (だってのに) 平凡なキャリアウーマンは一人、夜道を歩いていた。 幾ら気をつけろとニュースやネットで報じられていても、残酷ながら社会は考慮してくれない。 普通だったら女性の残業を減らすなど、気使い位やって欲しいのに。 だけど、平然と残業をやらされて、気がつけばこんな時間。 彼女は通り魔への不安よりかは、精神的かつ肉体的疲労を味わって、一刻も早く帰宅したいだけだった。 「そこの君」 唐突に、自棄に耳残る声色で話しかけられ女性はギョッと振り返る。 怪しい男がいた。 彼女の知識にはない厳格な格好の、多分、宗教の制服みたいな――神父らしき強面の男性。 女性はあまりのことで言葉を発せなかったが。 男が、淡々と続ける。 「このような時間に徘徊するのは宜しくない。次からは気をつけるように」 女性は何とか「どうも」と短く答え、全力で繁華街に踵を返した。 元の道を戻ってきた形になるが、不穏な男性のいるあちらを突き進む勇気はない。 アレが噂の通り魔? 警察にでも伝えようか。 女性が悶々としていると、前方を確認しなかったせいで誰かと衝突してしまう。 「あら! ごめんなさい!! 大変、服が汚れちゃったかしら!」 酒でも飲んでそうな程、テンションの高い語り口調の女性が、尻餅ついた彼女に声をかけた。 「まあ! それって■■■■■■のスカートじゃない? 新作の!!」 「え、ええ」 「すごく似合っているわ! 汚れてないみたいね、良かった~。 ……ねえ、どこかに飲みに行く感じ? 折角だし一緒に行かない?」 「あ……私――」 帰宅するのは無理だ。やっぱり恐ろしい。 話に流されて「いいわよ」と頷いてしまった。 酒で浮かれた女子大生と仮定すれば納得する、馬鹿みたいに騒がしい女性は、何故か話が合った。 同じブランドの服を着ていたし。 会社の同僚とは盛り上がらないファッションなどの趣味趣向と意気投合できた。 こんな偶然の出会いの一つ二つ、現実でもあるんだなと。 既に切り裂かれた女性は夢心地に居た。 いつかは自分が殺されたことを自覚するだろう。 だが、本人が自覚しなければ、それは永遠の幸福に等しいのである。 ◇ 「随分と派手にやったものだ。満足したかね」 一人の神父――グレイという男性が、血まみれの女性に問いかける。 先ほどまでの天真爛漫な態度とは別人で、シニカルな笑みを浮かべる女性は気だるい表情に変えた。 とっ捕まえた女性の殺害に満足したのだろうが。 「人が勝手に自己満してるか一々確認しないと気がすまない訳ェ。神父サマ」 どこぞの舞台女優のように回りながら、殺人鬼は語る。 「アナタってつまらない男ね! 男なんてみぃんな、退屈でブッサイクな連中だけどサ!! 警察(ヤード)の連中みたいよ? どうして貴方は彼女を殺しましたかぁ?って 解答がなきゃ納得できない数学者かよ!! 殺したいから殺すのはいけない事なんですかぁ!!」 「そうは思わぬ」 グレイは不思議にも焦る様子なく否定した。 殺人鬼が動作を止めたのを確認し、彼は続ける。 「セイバー。お前のようにとても単純で、とても純粋な者を私は知っている。 彼もまた純粋に殺意を持つ穢れなきものだ。お前も同じであろう」 「それぇ。要するにソイツ馬鹿ってことっしょ。 あたしは馬鹿じゃないですよ~だ。馬鹿じゃないから捕まらないのよ!」 やれやれと面倒な子供を見守るかのようなグレイ。 彼は神父として、聖杯戦争。即ち、儀式に関して疑念を抱いていた。 それは、自分が召喚したのが『殺人鬼のセイバー』だから、ではなく。 戦争を通じて聖遺物の『聖杯』を巡るという。違和感を覚えるのは普通に違いない。 サーヴァントなる非現実的現象を目撃した身。 『聖杯』が実在しないのを否定できまい。 だからとはいえ『聖杯』とは聖遺物なのか。グレイがそれを手にすれば、あるいは 彼自身の望みを叶えうるかもしれない。 「なに? 歳老いた身で何か願いたいの」 嘲笑するセイバーに対し「ふむ」とグライは頷く。 「私は神の立ち場を実感する望みが叶うと信じておる」 「ええ……」 セイバーが顔をしかめて素っ頓狂な声を漏らすのは、不自然じゃない。 強面の顔立ちとは裏腹に、ネジが数本はずれた願望で欲望だ。 新世界の神になる。と、馬鹿真面目な表情で宣言されるよりかは。よっぽどどうにかしている。 「うっそぉ、アナタ。そんな顔して神サマになりたいんだ」 「解釈は異なる。これが神の領域に踏み入れる試練ならば、差し詰め、お前は私を導く『天使』であろうな」 「無茶苦茶キショイんですけど!!」 率直な感想を吐き飛ばすセイバーと支離滅裂な会話をするグレイだったが。 精神汚染のスキルを持つサーヴァントじゃなくとも、双方どこか歪んだ価値観が噛み合っていない風にも 第三者からは見えなくなかった。 改めてグレイは言う。 「ならばこそ、聖杯は穢れないものでなければならない」 「今度は何言ってんのサ」 「聖杯が正常な願望機でなければ無意味ではないかね」 「あ、ふーん。そういうこと」 別にどーでもいいけど。セイバーは呆気ない態度で呟く。 彼女は、本当の意味で聖杯への関心はないのだろう。 彼女とは異なる『切り裂きジャック』に各々の願望があれど、彼女に関しては事情が別だ。 「あたしはかわゆい女の子殺せればいいの! 聖杯なんて勝手にしなさいな」 猟奇的に、単純に、あっさりとセイバーが断言する。 そうだ。 切り裂きジャックとは『むしろ』そういうものではないか? と聞き返すような。 殺人鬼のあり方。 女性のみを残虐的に殺害する。文字通りの、正しい意味で、動機も無い殺人に抵抗もない。 夢に描いた。現実的ではない連続殺人鬼らしさが強い。 それが、セイバーの側面としての『切り裂きジャック』だった。 【クラス】セイバー 【真名】ジャック・ザ・リッパー@史実(19世紀 ロンドン) 【ステータス】筋力:D 耐久:D 敏捷:C 魔力:C 幸運:A 宝具:B 【属性】混沌・悪 【クラススキル】 対魔力:E 申し訳程度のスキル。 無効化は出来ないが、ダメージ数値を多少削減する。 騎乗:D 乗り物を乗りこなす能力。 大抵の乗り物なら人並みに乗りこなせる。 【保有スキル】 倫敦の沈殿:A 一種の気配遮断。人口密度の高い場所であるほど、セイバーの気配は消失する。 いかに彼女が派手に目立っても、サーヴァントの魔力を感知されない。 ジャック・ザ・リッパーが『誰であっても可笑しくない』からこそのスキル。 精神汚染:D 精神干渉系の魔術を確率で遮断するスキル。 どうにか対話は可能なのだが、彼女の価値観が歪んでいる。 人体理解:C 治癒に補正をかけるスキルだが、セイバーは急所を理解し、殺害の為に利用する。 【宝具】 『霧夜の悪夢に溺れ眠れ』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人 一対一の状態かつ、対象が女性で、時刻が夜。以上の条件が揃えば発動する。 対象は極度の催眠状態に陥り、痛覚が遮断される。 生きたまま解体されようとも死んだ事を自覚しないだろう。 被害者たちに警戒心が皆無だった為、浮上した『犯人が女性』という説に基づいた宝具。 『深紅より来る遍く刃』 ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人 手際から切り裂きジャックは『医者』や『肉屋』ではないかと推察が飛び交い。 結局のところ正体は掴めなかったが、人体に精通する、あるいは刃物の扱いが上手だったに違いない。 という説によって誕生した宝具。 凶器として連想される刃物類が突如無数に出現し、対象を切り裂く。武器を召喚するのを除けば 『魔技』と称するのが正しいのかもしれない。 【人物背景】 世界中にその名を知られるシリアルキラー。 日本ではそのまま『切り裂きジャック』と呼称されることが多い。 五人の女性を殺害し、スコットランドヤードの必死の捜査にもかかわらず、捕まることもなく姿を消した。 どこかの誰かが推測した切り裂きジャック。 『自分好み』の女性を惨たらしく、汚し、穢し、手にかけたい殺意だけが動機である。 単純明快、絵にかいたような正真正銘の殺人鬼。 【特徴】 毎度お馴染みセイバークラス定番の『あの顔』っぽい。特攻も入っている。 ただセイバーだからという理由だけなので、何らかの因果関係はない。 黙っていれば、普通にしていれば美人。 本性を露わになれば鮫歯のゲス顔となって代無しに。 【聖杯にかける願い】 女性を汚したい。高潔な女性であれば尚更。 【マスター】 エイブラハム・グレイ@殺戮の天使 【人物背景】 とある新興宗教の神父。 自らの構想を叶える為に、実験場を設立した。 そして、そこに数多の殺人鬼を住まわせている。 【聖杯にかける願い】 聖杯が聖遺物であるかを見極める。
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相手に酷いバグを引き起こすパルスを放つ! 【P.A名】 デストロイパルス 【読み方】 ですとろいぱるす 【種類】 プログラムアドバンス 【属性】 電気属性 【発動方法】 エレキパルス1・2・3を1枚ずつ 【登場作品】 『6』 【詳細】 『6』で初登場したP.A。目の前1マスとその奥の縦3マスに攻撃力400の電波を飛ばす。電波は障害物を貫通し、対インビジブル性能を持つ。 2.5秒間マヒ+8秒間盲目+バトル中HP減少バグ、カスタム中HP減少バグと追加効果が非常に多く、HP減少バグのレベルもそこそこ高い。 更にこのP.Aの最大の売りとして、ステータスガードを貫通してマヒさせられるという特徴がある。 トマホーククロスを唯一行動停止させられるので、その間に追撃して解除したり、そのまま一気に倒してしまう事も出来る。 倒しきれなくても盲目と2つのHPバグが相手をじわじわと追い詰めるので、当てられればその後のバトルは大きく優勢に傾くだろう。 攻撃範囲は元になったエレキパルス系と変わらないので、獣化を併用する等して確実に当てたい所。 素材のチップコードがJのみなのが残念な所だが、その性能はP.Aの名に恥じない物なので、コードJを主軸に据えたフォルダなら是非採用したい。 ちなみに、電脳獣グレイガに使ってもソード系と同じく1ヒットしかしない。
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微笑みの暗殺者 名前 黒崎 グレイ(くろさき ぐれい) 性別 男 属性 闇属性邪悪系列 武器 魔剣『ブラックソウル』 職業 闇魔導剣士邪悪系列 クラス Lv.M ダークルーラー 種族 闇の一族 血統 闇の一族(100%) 『永遠に広がる黒一色の世界・・・。 優しく生命や僕らを包む始まりの闇・・・。 この世界も再びこの闇に抱かれて眠ればいいんだ,皆疲れているだろうからね・・・!』 備考 天地創造時,すなわち物質世界での『ビックバン』が起こる遥か前に生まれた,闇の中に生きる種族。 それが『闇の一族』であり,彼らはいつまでもこの闇しかない世界の存続を願っていた。 グレイはその内の一人で,成長が15歳の少年の姿で止まっているが精神面では立派な大人の思考を持っている。 しかし,彼の成長を止めた原因は『ビックバン』で起こった光の中から生まれた『マナの女神』による封印にある。 物質世界で惑星などの構築が始まった頃,マナの女神は『闇の一族』を一枚の石版へ封印し,想像した精神世界『裏球』に生まれた海の奥底深くへ沈めた。 その封印は『闇の一族』の意志と力がより強くならなければ破れない物であり,それによって『裏球』は長らく平和に地球と同じペースで進化を続けていった。 『マナの女神』も時間が経つにつれて『闇の一族』の復活を懸念してか人間達が生まれた後に人間の男性と交わり自らの子孫を残し,天空の彼方へ去っていった。 この男性との間に残した子供らは女神の血を引き,後に女神の名を冠して『マナの一族』と名乗るようになった。 そして『マナの一族』誕生から1000年程経って天使族や魔族が生まれ,それぞれの住む世界である天上聖界『アンジェリアス』と魔導聖界『サタナライズ』(後の天界と魔界)を作り上げ定住を始めた頃,懸念されていた『闇の一族』が封印を破り復活した。 グレイ達は『裏球』にはびこる悪の心の集合体である『デストール』が『裏球』を乗っ取ろうと侵略をしている事に紛れながら人間や魔族達を次々と闇に葬り去っていった。 しかし,『マナの一族』の血を引く天使ナルシス=フレイマーら10人の翼ある者達の手によって,グレイ達は再び同じ場所に封印されてしまう。 ナルシス達はその後,デストールを打ち倒し世界に平和をもたらした。 だがしかし肝心のナルシスは兄・ユリウス=ダークルーラー・アスタロッソを残し最終決戦で彼をかばって死亡,『マナの一族』の血は一時期絶えかける事となった。 それでも彼女とは異母兄弟であるユリウスは,内乱ばかりが続く初代魔界皇帝となって統一し,天界との恒久の平和を約束した。 そしてそれから更に5750年程後,グレイ達はまたしても封印を破ってしまう。 今度はグレイが筆頭に立って兄・リュウ等4人の『闇の一族』の者等と共に『五大剣魔』を組織して本格的に恒久の闇の世界を復興させようと活動を始める。 だがしかしこれもある5人の精鋭達の手によって阻まれた。 …そう,初代天界聖皇や魔界に住まうヴァンパイアなど,種族を越えた5人によって結成された初代の『五大剣聖』である。 5人の持つ聖剣と宝刀がグレイ達の魔剣や妖刀を押しのけ,グレイ達はこれまた封印されるハメに。 それでも現実に平和な光溢れる世界が恒久に続く訳ではなかった。 グレイは3度の封印の間に,石版でも自らの意志を誰かと疎通するテレパシー能力を得たのである。 それを機に力を欲したり,誰かを憎む,更にはこの世界の破滅さえも考える者達に語りかけ,自らの封印を解くように働きかけた。 そして実際に実行に移したのが,空牙の兄カイ(海牙),紅牙の妹レナ,皇牙の弟ソル(獣牙)の3人であった。 先の戦いで命を落とした3人の初代『五大剣魔』の持っていた魔剣を手に,3人は海底深くの闇の中にひっそり立てられた石版の元へ行き,手にした魔剣で石版を破壊,グレイ達を復活させた。 そしてグレイは『君達は魔剣に選ばれたんだよ』と諭し,再びリュウと封印を解いた3人を率いて第2代『五大剣魔』を結成。 暫くは自らの種族や身分を隠し,黒牙の通う中学校に通っていたが,卒業式間際に黒牙に一つの言葉を残し突然姿を消した。 それもこれも,立て続けに封印されたショックで当主達が次々と命を落としたが為にグレイが次の当主に選ばれ,遂に計画を実行に移す時が来てしまったからである。 そして悠牙達が対抗勢力として力を付けている事を知り,グレイはカイ等を送り込んで彼らの邪魔をし続ける。 今や彼はこの光溢れる世界に再び終止符を打たんとする驚異でしかなくなってしまったのだ・・・。